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糖尿病

内科
糖尿病

糖尿病とは

糖尿病は膵臓でつくられる「インスリン」というホルモンが不足したり、感受性が悪くなったりしたため血液中のブドウ糖(=血糖)が異常に高くなる病気です。

最もさまざまな病気の原因になる生活習慣病の一つで、日本人では約1,000万人(高齢者では、4~5人に1人)が糖尿病、糖尿病の予備軍を合わせると約2,000万人が糖尿病もしくは糖尿病の可能性があると、いわれています。

糖尿病には免疫の異常などにより膵臓の細胞が破壊されインスリンが作られなくなる「1型糖尿病」と、インスリンは作られていても、量が不足したり、感受性が低下するために血糖が高くなる「2型糖尿病」があります。

糖尿病の症状

  • のどが渇く
  • 夜間頻尿
  • 最近体重がやせてきた
  • 疲労感がある
  • 皮膚が乾燥する・かゆい
  • 手足の感覚の低下、痛みがある
  • 熱が出やすい
  • 目がかすむ
  • 性腺機能の低下(EDなど)

糖尿病は初期には自覚症状はありませんが、血糖値の高い状態が続くにつれ、目・腎臓・神経など全身のさまざまな臓器に障害(合併症)をもたらします。

糖尿病の原因

糖尿病の種類と原因


■2型糖尿病

10人に9人以上は2型糖尿病です。
食生活などの環境要因と体質(遺伝)による先天的要因が複雑に組み合わさって起こると考えられています。

●2型糖尿病は、このような方に起こりやすいと言われています

・40歳以上
・肥満体型
・運動不足
・家族に糖尿病の患者がいる

■1型糖尿病

10人に1人未満が1型糖尿病です。
1型糖尿病は急性発症1型糖尿病、劇症1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病の3つに分類されます。
急性発症1型糖尿病、劇症1型糖尿病は短期間で発症し、「のどが渇いた」「夜間寝られないくらいおしっこにいく」などの軽度の症状から重度の場合には意識がなくなってしまうこともあります。重度の場合には入院での治療が必要です。

緩徐進行1型糖尿病は長期間かけてゆっくりとインスリン量が減る病気です。検査をしないと1型糖尿病であると分からないことが多く、2型糖尿病として治療されていることも多々あります。

■その他、糖尿病を発症する原因

・副腎皮質ステロイドなどの薬剤
・内分泌疾患によるホルモン異常
・膵疾患、肝疾患
・遺伝子異常
など

糖尿病の判断基準

血糖コントロールの指標


1)血糖値

正常な方の場合、空腹時血糖(早朝空腹時の血糖)は110mg/dl未満、食後140mg/dl未満です。
空腹時で126mg/dl以上、または食後で200mg/dl以上の場合、糖尿病型だと判定されます。

2)HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)

過去1~2カ月間の平均血糖値を示す指標で、正常の方の基準範囲は4.6~6.2%です。
血糖のコントロール状態と相関する指標で、高血糖状態が続く場合、基準範囲を超えた値となります。
糖尿病合併症予防のためのコントロール目標はHbA1c 7.0%未満です。

糖尿病の治療法

治療法は、どれが最善かは患者様の体質や症状や程度によって異なります。
運動療法・食事療法・薬物療法があり、当院では内服治療だけでなく、インスリン療法も行っております。

薬物療法:内服薬やインスリン皮下注射によって、血糖値を下げることができます。薬物療法は食事療法や運動療法と併用されることが一般的であり、状況に合わせて適切な薬剤を選択します。
インスリンは膵臓が分泌するホルモンで、血糖値を下げる作用があります。

当院での在宅医療でのサポート

当院では、患者様の背景や検査を通じて、今後の治療方針を決定し共に治療に向き合っていきます。食事や運動が血糖値とどのような関係があるかなど、糖尿病に関する正しい知識をご提供しながら、日々を健康に過ごせるようにサポートします。

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